残業代はでないから極力早く帰って下さい でも仕事が終わらない

※当体験談の掲載では投稿原稿の表現、誤字・脱字から文字化けにいたるまで、一切校正せず掲載します。



ブラック企業の定義の一つとして「残業代が出ない」というものがあります。
私が以前勤めていた会社は一切、残業代が出ませんでした。ちなみに職種はIT系の企業です。

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入社当初、「自社は残業を推奨していないため、仕事が終わり次第速やかに帰宅するように」と言われ、ホワイト企業だなと思っておりました。

最初は仕事も「行う」より「覚える」ことの方が多かったため、定時である17時に帰宅できていました。

ただし、私が17時に帰る頃、他の社員は帰宅せず、死んだ目でひたすらPCに向かってキーを打ち込んでいました。
この時点で何かおかしいと気づいておけば良かったのですが、社会人になりたての自分は17時に帰れることを喜んでいました。

仕事にも慣れだして約2ヶ月経った頃でした。
ちょうど私が1人で行う案件が回って来たのですが、納期が1週間後と言われ、どう考えても定時で帰っていては1週間で終わるレベルの物ではありませんでした。

私が慌てていると、仕事を教えてもらっていた先輩にこう言われたのです。

「いよいよ、ここからが地獄のスタートだよ」と。

本当に地獄の始まりで、朝7時出社、帰社24時等はザラで会社に泊まらなければならない時もありました。
まるで最初の定時退社がウソであったかのようでした。
それまで忘れていましたが「残業代は出ない」と最初に言われていたなと思い出しました。

会社側も直ぐに仕事を辞められると困るので、先輩達には残業の実態に関しては箝口令をしいていた様です。

もし漏らして、誰が漏らしたか発覚した場合は減給まであるとのことでした。
本当に残業代は出ずに、月17万5000円の手取りのみでした。

それが分かっても、自分の中ではようやく握り取った正社員の座を逃がしたく無いと思い寝ずに仕事を頑張りました。

1年間働きましたが、栄養失調で体を壊してしまい、ようやく自分がやっていることの異常性に気づき、退職を決意しました。
退職時には「お疲れ様」の一言もなく、淡々と事務処理だけ行われ、「じゃあ明日から来なくていいから」と言われました。

自分は奴隷だったのだなと感じます。

私が入ってしまった会社は「最初に甘い汁を吸わせて後から、後から首を絞めにかけてくる」という表現が妥当な企業かと思います。

入社する前までは、どうしても会社の実態という物が見えてこないため、就職というものは怖いなと感じました。



 

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