出来る人間には仕事を与えない謎のブラック企業




私が働いていた業界ではとにかく個々のスキルが必要とされます。そのため仕事をこなした人だけ次の仕事を与えられるというのが通常です。しっかりしている会社ならばその仕事量によってちゃんと評価をしてくれるはずなのですが、私の働いていたブラック企業はその逆でした。

 

仕事は山のようにあったのですが、何故か仕事の出来ない人間にどんどん仕事を割り振っていくのです。結局納期までに間に合わなくなるわけですから、そうなると出来る人間側が手伝ってようやく仕事が完成。そして、「出来ない人間をみんなでサポートする良い会社」を作り上げていました。この異様なシステムに対しておかしいとは感じないのかと同僚に聞いてみたのですが、みんなすんなり洗脳されてしまっていましたね。

 

「出来ない人から仕事をさせれば、結果として彼はちゃんと仕事を覚える事が出来る。そうやって出来ない人を支えるのがチームワークだよ」そう返された時に、なるほどこれがブラック企業なのかと実感しました。グループでの共同作業が必要な業務ならその理屈も理解出来ます。しかし、全く関係の無い業種なのに意味はありません。それどころか会社の効率を下げるだけです。

 

そもそも、スキルが必要な仕事なのですから最初はみんな基礎から始めます。しかし、新入社員にその基礎を飛び越えて応用の仕事を与える意味はありません。それでいてスキルのある人間には基礎的な仕事しかやらせないのですから、どんどんとスキルは下がっていきます。つまり、非常に悪い効率になってしまっていたのです。

 

これは、社長が体育会系だからというのが理由の一つだったかと思います。出来ない人をみんなでサポートする。それこそが美学だと考えていたようです。そうではなく、基礎からしっかり教えこんでわからないところをサポートしていくのが本当のあり方だと思うんですけどね。

 

結果として無駄な残業や早出、休日出勤をさせられました。サービスも多かったですし、会社に未来が無いと思いフリーランスに切り替えました。




 

 

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