ハローワークの募集内容は大嘘でした




ハローワークで見つけたのが、地元の工務店での事務。週休二日、昇給賞与あり、退職金あり、社会保険完備、交通費上限なし、と書かれていたので早速面接の予約を入れました。

 

本社が小さなプレハブだったのはともかく、敷地内の整理整頓が全くされていなく、工事用機材や建材があちこちにころがっている状態。その中を半野良猫が10匹以上飛び回っていました。何でも猫好きの事務員が餌をやっているうちに増えてしまったとのこと。会社に足を踏み入れる前から嫌な予感はしたのですが、社長面接で私の経歴をとても褒め、すぐにでも来てほしいと言ってもらえたのが嬉しく、入社してしまいました。

 

驚いたのが就業規則が作成されていなかった事。なので労働条件通知書や雇用契約書もなし。口頭で、勤務時間は9時から18時と言われましたが、実際には定時で退社できたことは一度もありません。現場で働いている人達が帰社するのが18時近くで、急ぎの書類などをその時渡されたりするので仕方ない面はあると思いますが、20時過ぎまで働いても残業代はゼロ。財務にぼやいたら、翌月から給料欄に「固定残業代込み」という表現が付け足されていました。勿論金額は変わらず。時給計算してみると、県の最低時給を下回ってしまうような額ですが、「会社は社会保険を負担しているんだから」とうやむやにされてしまいました。

 

仕事は一般事務でしたが、実際は社長の個人的な金銭管理を含む、雑用全般でした。担当が私しかいないので、有給休暇を取る事は不可能。他の人が処理できる業務ではなかったので、休んだ後終電までやらなくてはいけないのがわかっていましたから。この企業に在籍中、母と父を相次いで亡くしましたが、どちらの時も通夜はギリギリまで会社で、葬式が終わってからは自宅で、翌日からは通常勤務しました。

 

一番嫌だったのが、社長の個人的浪費を全て会社経費につけかえる作業でした。毎月山のように届く銀座や六本木のパブ・スナックからの請求書から、自宅用の家具や息子の不始末にかかった費用まで全てです。

 

危機感を覚え、通信教育で労働基準法を学びました。問題点を財務に指摘した所、雑用女だと侮っていた私に指摘されたのがよほど癇に障ったらしく、「じゃあ辞めたらいいんじゃないの?」と言われました。自己都合退職にされそうになりましたが、抵抗して会社都合解雇にさせました。




 

 

Copyright ブラック企業 転職エージェント評価 2015 All Rights Reserved.

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

関連記事-こちらもどうぞ

PAGE TOP ↑