社会人1年目からブラック企業に出くわす
私が就職した時代は最初の就職氷河期と言われる時代です。
その時はインターネットもあまり普及しておらず、情報も紙媒体がほとんどでした。
もちろん、ブラック企業という言葉自体もない時代でした。
当時新卒で入った企業で私は悲惨なブラック企業ぶりを味わい退職しました。
私の職場はいじめは当たり前、パワハラもやりたい放題、もちろん賃金は激安価格でした。
正直言うと犯罪になるようなことも平気で行なっていたのです。
最初のうちは「社会人はこんなものなのかな」と思って泣きながら仕事をしていたこともありました。もちろんトイレで隠れて泣いていたことはしょっちゅうです。
日に日にエスカレートして上司の罵声や暴力が当たり前のようになってきてから体と心がおかしくなり、会社に行こうとすると拒否反応を起こすようになってしまったのです。
もちろん相談相手はいない会社です。一人一人が敵のようにさえ感じるくらいの会社でした。
そんなある日たまたま労働相談をやっている人たちを見つけて話してみると「今一番問題になっている」と聞き親身にその対応を教えていただきました。
当時は私がまだ若いということもあり、転職を勧めてくれました。
早速、求人雑誌などで情報を集めて転職活動を開始しました。
それからというものの相変わらず、上司のパワハラやいじめは横行していましたが、その影で転職活動をすることでストレス発散になっていたのです。
もちろん求人誌だけではなく派遣会社の登録もたくさんしました。
そのおかげで、新しい職場が決まりてんしょくを成功させました。それと同時に、ブラック企業を離れることになったのです。
退職する際、この企業は「この根性無し!」「お前なんか野垂れ死になれ!」という言葉を平気で言っていたのですが、「この会社潰れろ!」の一言でした。
それからは円滑に仕事ができる環境で、職場の上司も親身な人たちが多かったです。
今はインターネットがだいぶ普及してブラック企業もこれではまずいという危機感が出ていると同時に新たな対策も必要だなと感じています。
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