超体育会系ブラック企業は体力主義

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大学では体育会系のサークルに所属していました。女性が少ない競技なので周りは男性ばかり。最初のうちはみんな気を使っていたのですがそれが嫌だったので、同じように飲んで同じように運動をしていました。そのまま就職したのですが、そこもまた体育会系。でも大学でやってこれたから大丈夫だ!と思っていたのですが、現実はそんなに甘いものではありませんでした。

 

まず、新卒研修は泊まりで行われます。3日間だったのですが軽井沢に泊まりに行き、そこでひたすら運動。それもサークルのものとはレベルが違います。まるで軍隊のようだと思っていたら、実際に軍隊のカリキュラムをそのまま採用しているそうです。外国の軍隊と同じメニューを新入社員に求めるような会社でした。

 

もちろん睡眠時間はほとんどありませんし、朝は早朝に起きて掃除に料理に洗濯に。その後はメニューが達成出来るまでひたすらトレーニングです。食事時間以外の休憩はありませんし、途中でトイレに行きたいともとても言えない雰囲気。一人言い出した人がいたのですが、その方はひどく先輩に怒られていました。

 

結局誰もメニューをクリア出来ずに研修は終了。しかし、最後だけ簡単なカリキュラムで、それをクリアすると褒められました。今思うと恐ろしいほど典型的なブラックですよね。辛い状態の中から最後に飴を与える事で私達はすっかり出来た気分になって感動して研修を終えたのですから。

 

実際に仕事が始まってからもとにかく体力勝負でした。毎週のように自費での飲み会があったのですが、男でも女でも関係無く一気です。そして酔い潰れるまで飲まされても、次の日は出勤。それも新入社員の内は1時間前に来て社内の掃除をする事を義務付けられていました。

 

もちろん毎日残業がありますし、それもサービス。終電で帰るのが当然。そんな会社にいて、流石に体力の限界を感じてやめてしまいました。今思うと、いつでも気付く事が出来たはずなのに働いていた当時はわからなかったのですから怖いですよね。




 

 

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