そんなことが許されるのか。優良企業がブラックに。




私は都内の医療機器メーカーに8年間務めた経験があります。
入社して1年で社長が亡くなり、大企業の役員を務めた経験のある方が社長に就任しました。
優良企業として新聞に載ったことのある会社でしたが、これは、それから起きた会社の変わりようをご紹介したいと思います。

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・給与が突然変わった。そしてボーナス査定は好き嫌い
以前の社長は社員を大切にしてくださり、福利厚生が手厚く非常に働きやすい会社でした。
お給与も中小企業としては平均的で、それなりに満足していたのですが、新社長が就任して早々に、給与システムを導入するため、という理由で給与体制が大幅に変更になりました。

これまでは年毎のいくらか上がっていた給与が、数年毎にあがるというようにかわりました。
そして従業員にランクをつけ、そのランクに当てはまる給与金額にするというものです。

給与の変更などは社員に影響が大きいので、会社規定には従業員代表と協議した上で変更すると記載されています。
しかし、その従業員代表というのは、総務部部長のことで、社長が以前勤め先から引き抜いてきた部下なのです。
容易に変更が決まり、3ヶ月後には新しい体制にかわりました。私は給与は変わりませんでしたが、それから7年間給与は1円も上がっていません。

そして驚いたのがボーナスです。仕事の成果ではなく、社長の好き嫌いで金額が上下していることが判明したのです。
好きな人は基準金額からプラス7万~10万。いつも社長と仲良く話しているような人たちです。そして嫌いな人とは、社長の意見に反論したり、独立できるような知識や技術をもっている人たちです。

この人たちはマイナス7万~15万くらいにされているようです。しかもこの事実を飲み会で取締役が話していたので、それにもかなりの衝撃をうけました。

・社長の責任は全て社員。異動のうえ、退職に追い込まれた先輩方
社長は突然、思いつきで行動を始める人でした。
空いている工場があるからと数億円のお金を投資して工場を稼働させましたが、それに合うだけ仕事をとってこれず、稼働率が10%ほどになり、その部署の人達が責任をとるかたちになり、減給や転勤、しまいには退職に追い込まれました。

また支店を数店舗立ち上げると、本社の主力の営業社員を派遣し、本社の営業が新人ばかりになり、クレームが続出するということがおき、それも本社の営業課長が責任をとる形になりました。

・労働基準監督署もまたかの発言。優良企業がブラックに。
1年間で社員が20人ほどやめていきました。これは全社員の10%ほどの数です。それも部長や課長など中堅の先輩方ばかり。
不当な扱いをうけた先輩方は労働基準監督署に相談にいくと、「またですか」と言われたそうです。

それから数年、残された私は精一杯仕事をしてきましたが、中堅層のいない会社は頼りなく、将来に不安を感じ私も退職を決意しました。

噂でも今も変わらずのようです。労働組合を作ることも禁止され、生活のために必死に頑張っている同僚のことを思い、切なくなりました。




 

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