失敗する度に暴力を受けるストレスで思考力が低下

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要件定義で決まった仕様に沿ってプログラミングする仕事内容がメインの会社に勤めていた経験があり、そこでは仕事で失敗する度に上司から暴力を受けていました。

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コーディング規約に違反していたり簡潔ではないプログラムを組んでしまえば、検収担当の上司が私の背後にやってきて拳で頭を殴ってくるのです。社長が目の前で暴力行為を確認できる環境でしたが、私を除いた誰もが社員教育のために必要なことであると考えていたようです。

殴られるのは頭ばかりで、傷が残らない程度の暴力でした。しかし、手の骨の部分をダイレクトに当てられるので強烈な痛みを覚えました。腕や腹部など暴力の証拠が残らない部位を執拗に狙ってくるので、社外の信頼できる人に相談しても相談内容を信じてもらえなかったです。

内部告発しようと考えたことは何度もありますが、実現には至りませんでした。プログラミングの作業スペースに入室する際に、所持品を一時的に没収されるからです。社員は男女を問わず下着姿にさせられ、カメラやボイスレコーダーなどを隠し持っていないかのチェックが入ります。さらに、暴力行為を受けた段階で警察に助けを求めることもできませんでした。

取引先から電話がかかると別室にいる事務員が電話を取り、必要であれば子機を取り次ぎ先の社員に渡します。通話が終われば即座に子機が没収されるので、業務中は外部との連絡を取ることが不可能です。

IT関係の仕事であるにもかかわらず、末端の社員のパソコンはインターネット接続することを許可されていませんでした。これも内部告発防止の一環で、社内のローカルネットワークを通じてのみソースファイルのやり取りが許されていました。

暴力を受け続けていると、恐怖で思考力が低下していきました。そのせいでミスが相次ぎ再び暴力を受ける悪循環に陥り、私はオフィス内の備品であるカッターナイフで腕を切って病院に運ばれるほど追い詰められてしまいます。

治療中に上司と話し合った結果、現場復帰不可能であると判断されて退職することになりました。





 

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