派閥争いに巻き込まれた。逃げ出して良かった

※当体験談の掲載では投稿原稿の表現、誤字・脱字から文字化けにいたるまで、一切校正せず掲載しています。

 

 

 

8年ほど前に、2年間、ブラック企業に勤めていました。その体験を書きます。

 

1.会社の規模

地方の工業地帯にある、化学系の製造業。外資系。社員数は400人程度。創業40年程度。

 

2.入社の経緯

紹介会社の仲介で申込ました。申し込みの際、担当者が「この会社は・・・(少しの間)・・・貴方に合ってるかもしれませんね」と言っていました。このやり取り少し気になりましたが、当時はブラック企業という言葉を知らなかったので、深く考えませんでした。

面接は、人事と部長との面接でしたが、圧迫面接でひどく疲れました。

 

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3.入社後判明したこと

 

(1)サービス残業

8:00-17:00が定時なのですが、19:00、20:00まで残ることが普通、23:00までの勤務になる事もあり、月60時間程度発生していました。タイムカード制はありません。残業代は「空気を読んで10時間程度請求してよい」と先輩に言われました。後に上司に、「○○さんは仕事しているから、もっと請求してもいいよ。ただし15時間までね」と言われました。

 

(2)

エンジニア業務だったせいかもしれませんが、上司が指示をくれません。自分の仕事は、製造現場で自分で取ってこいというスタンスでした。自分がとってきた仕事をするにあたり、上司はアドバイスはくれましたが、その評価(良い評価も悪い評価も)自分に返ってきます。入社したてで、社内の知り合いも少ない中、どうやって仕事を見つければよいのか、困ったことが多かったです。

 

(3)

会社としての歴史は長いのに、定年退職者が異常に少ない。それは、退職者が多く、またある程度の年齢になったら、子会社へ異動させられるからでした。

また、リストラを頻繁に行っていて、人を辞めさせるために「いじめを使っていた」のですが、社員の中に「気に入らないやつはいじめて辞めさせればいい」という考えが根付いているようでした。私が勤めた2年の間に、面識のある人の中で7人が退職しました。

また、社内の技術報告を書いた人は半分以上退職しており、技術をわかっている人も少なく、仕事に差し障りが出ることもよくありました。

 

(4)

化学薬品の扱い・規制や、定期健康診断の内容は非常に貧弱でした。保護具なして有害な薬品を使って掃除をし、ラリってしまうこともしょっちゅうでした。合法スレスレなことをやってる感じでした。

 

4.自分の退社・転職に関すること

 

(1)

上層部は、表面的に仲良く見えても、しっかりとした派閥がありました。

リストラや、子会社に転籍、という場面も、上層部の派閥が影響していることが多かったようです。

なお、現在の所長と次期所長との間での派閥で、私の上司は次期所長組でした。

所長の交代劇があり、私は旧所長組から執拗な嫌がらせやいじめを受けました。(無視、悪口、仕事に協力しない、など)

正社員の仕事だし、続けたかったのですが、神経がかなり弱ったと思います。3か月で退職を決めました。

 

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(2)

ただ、3か月闘ったのは、無駄ではなかったと思います。会社にはびこった悪の根幹は派閥や歪んだ組織であった事が分かったからです。派閥間のゴタゴタは、社内の複数の部署に及んでいたようです。3か月の間に、2件の「死亡退職」がありました。事務員が、薄ら笑いをうかべて、「死亡退職」した人の書類を廃棄したのを見、自分はこうならなくてよかったと思いました。

 

(3)

人事担当者は辞めさせたくなかったようで、引き留めがありましたが、頑固に辞める旨を伝えました。条件として、「来月中に仕事を探すから、来月の○日まで有休を取ります」と伝えて受理されました。

 

(4)

退職後、自分自身が弱っていたし、考えもまとまっていなかったのですが、前回とは違う紹介会社にお世話になり、複数の会社を受け、2社内定をいただき、条件の良い方に決めました。

退職した次の月には転職という形になったので、職歴にブランクが生じずにすみました。

求職活動中、何度か、会社の人から電話がかかってきました。

「今どうしてるの?送別会をやりたい」

「貴方が辞め、○○も辞めた。△は異動だ。戦力ダウンして困っている」

「どうしてるんだ?仕事決まったのか?(私:1社内定した、明日もう1社の面接を受ける)・・・そうか、じゃ、またな」

これが社内の人との最後のやり取りでした。

 

5.現在の私

転職した先で、苦労もあったけれど、自分の仕事を築いています。給料もかなり上がり、家を買うこともできました。

過去のブラック企業の人とは、執拗ないじめをする人達なので、怖くて連絡がとれません。なおそのブラック企業は、外資本社が会社更生法の適用を受けたり、別の会社と合併したりしてます。とりあえず、その会社が潰れるか、アジア系企業に売られる時まで、見守ってようかと思います。

 

 

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