株式会社プレナス

長時間労働でプライベートな時間は無いに等しい過酷な現場

他店舗のヘルプでなかなか休みが取れない

社名を知らない人でも、テイクアウト専門の弁当屋「ほっともっと」や定食メニューを主体に提供する「やよい軒」は知っているはず。いずれも同社が展開する外食事業である。

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飲食業界にありがちな長時間労働が、従業員の大きな負担になっているようだ。

まず「休みが取れない」という。もっとも、店舗での労働力をほとんどアルバイトやパートに頼っているため、必要な人員を満たしている店舗では所定の公休が取れる。逆に人手の足りていない店舗では、休日出勤で不足分を埋めざるを得ない。それでも足りない分は、他の店舗や、ときには本部からも応援を頼まないと店が回らないという。

しかも、そんな状態なのに新店が続々とオープンするため、自分が勤務する店舗でせっかく休みが取れても、新店のヘルプに回されることがある。

入社3カ月で店長に就任しても、かえってコキ使われるだけ?

同社では入社後、最短3カ月で店長に昇進できる。新米店長はまず1店舗を任され、上のクラスになると2店舗を掛け持ちする。さらにSV(supervisor)へ進むと、店長を指導する立場になる。

前述したように、店舗の労働力は大半がアルバイトとパートである。採用する権限は店長にあるが、募集をかけるのはSVの権限とされている。

そのためSVに「募集をかけてください」と頼んでも、SVが仕事の遅い人だったら、その間の人手不足は店長が自ら埋めることになる。

そうなると自然に労働時間が増えるわけで、店舗によっては早朝6時に出勤して午前1時まで働きづめという事態もあり得るという。

そんな状態を会社としては決して容認はしていないのだが、店長どうしが長時間労働を自慢し合う風潮があり、長時間労働を嘆きつつも積極的に改善しようという動きは見られない。

また高い離職率と相まって中途採用者が多いことから、「企業文化は未熟である」と分析する元店長もいる。

店長になると、客のクレームをはじめ店舗で発生するさまざまなトラブルに対応しなければならない。

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日が暮れる前に仕事から解放されても、間違っても帰る途中で酒なんか飲めないという。

なぜなら店で何かトラブルが起こったという連絡を受けたら、ただちに店に戻らなければならないからだ。たまの休日に遠出していても事情は同じで、たとえ数時間かけても店に戻らないといけないのだ。

「お客様第一」といえば聞こえは良いが、店長にはプライベートな時間はない。24時間営業の店舗を任されたら、就寝中でも平気で電話がかかってくるから熟睡できない。

その上のポストに昇進して本社勤務になったら楽になるかといえば、決してそんなことはないらしい。

SVやOFC(operation field counselor=店舗経営相談員)になっても、生活のリズムは店長時代と大差ないという。だから昇進したいという意欲が薄れ、長時間労働やわがままな客の理不尽なクレームに疲れ果てて辞めて行く店長が少なくない。

若くて体力のあるうちはなんとか頑張れても、あるていど年齢を重ねると辛いだろう。

ごく少数ながら「人材の育成や原価・売り上げの管理ができて、自分の頑張りが店の売り上げに反映されるところにやりがいを感じる」という店長もいるにはいるが、多くの店長は責任が重い割には権限が小さいことと、長すぎる労働時間に疲れているようだ。

 

関連用語:過重労働と過労死 社畜 離職率

 

平藤清刀



 

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