株式会社アドービジネスコンサルタント

長時間労働や過剰なノルマはなく「働きやすい」という評価の裏で
「刺激が少ない」という不満も

年齢が高くなるにつれて仕事が減り35歳定年と揶揄される

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株式会社アドービジネスコンサルタントは1970年創立の、主にコンサルティング、ソフトウェア開発、運用管理、コンテンツ制作などを行う会社である。

俗にいう「ブラック企業」のように長時間労働や過剰なノルマで社員を苦しめているわけではなく、労働争議や訴訟を抱えているわけでもないのに、元社員らの評判は芳しくない。そうかといって、ボロクソに不満をぶちまけているかというと、決してそういうわけでもない。掴みどころがない、不思議な会社である。

事件を抱えておらず報道資料がないのでクチコミサイトの書き込みを総合すると、「働きやすい」けれども「会社自体に向上心がない」ということに尽きるようだ。

会社の業務はエンジニアを得意先へ派遣して、技術と技能を提供することがメインである。

派遣を受け入れる側としては、なるべく若い人を希望する傾向があるので、30歳を過ぎたいわゆる中堅クラスの社員には、しだいに仕事が割り振られなくなっていくという。

だいたい35歳くらいで辞めて行くので、世間一般で「働き盛り」といわれる40代50代の社員がほとんどいないというのだ。またそれが同社の慣習にもなっており、社員の間では「35歳定年」と揶揄(やゆ)されている。

目立った問題点はワンマン社長のパワハラぐらい

社員の8割ぐらいが得意先へ常駐しているため、ほとんど会社へ顔を出さない。会社への帰属意識が希薄になりがちなことは社長も分かっているらしく、花火大会やバーベキューなどのイベントを企画して、社員同士の親睦を図る努力をしているようだ。

ただ、社長個人に対しては「本社で仕事をしているとワンマン社長のパワハラに晒(さら)されるから、現場に常駐している方がいい」と、評判があまりよろしくない。

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それでも休日はカレンダー通りに取れる、産休・育休も取れるし、残業手当は100%支払われる。有給休暇も、申請すればほぼ許可されるというから、ブラックどころかホワイト企業ではないかとさえ思えてくる。

ところが、その「居心地のよさ」がかえって「物足りなさ」として認識されている様子が伺える。

会社の主な業務のほとんどが「請け負(うけお)い」であり、自社開発の商品で市場に打って出るという性質の仕事ではない。

会社としては請け負いで安定している。その状況に満足してしまっている感があって、企業としてもっとのし上がって行く姿勢が欲しいという。

あと一点、目立った不満らしい不満と言えば、基本給が安いことが挙げられた。ボーナスの査定のもとになる基本給部分が安いため、たとえば「2カ月分出る」と言っても、いつもの給料1カ月分に過ぎないということがある。

残業のない現場に派遣されている社員の生活は、決して楽ではないはずだ。

ただ、いろんな派遣先を渡り歩くので、その都度他社の仕事のやり方やノウハウを勉強することができ、また異業種の人たちとの関係も構築できる。そういう点で、他の会社には無いいろんなことが経験できるのは、ある種の財産になるかもしれない。

 

関連用語:キャリアアップ ワンマン パワハラ

 

平藤清刀



 

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